Updated Date: 2019-03-13 16:42:28

京都大学などとともに 短大は全国で2校のみ

 文部科学省が、地域を志向して教育、研究、社会貢献活動を進める大学を育成・支援する目的で25年度に発足させた「地(知)の拠点整備事業」として、さる8月1日、聖徳大学短期大学部(総合文化学科、保育科)の提案した取組が採択されました。取組みが採択された大学は全国で京都大学など52校。全体の70%が国公立大学で、私立短期大学は2校のみという狭き門でした。短期大学部では、教育・研究・社会貢献の各分野で、従来以上に多様な地域貢献の取組を行い、名実ともに地(知)の拠点大学のモデル校としてゆるぎない地位を確立していくことになります。

 採択された取組は「信頼と共感でつなぐ“ふるさと松戸づくり”―多主体間協働で―」という名称で、聖徳大学短期大学部教員の知的資源と学生の活力を地域貢献の核として、行政及び市内の商工業団体、教育機関、NPOと多主体間連携をし、地場産業の振興、商店街の活性化、地域保育力の向上、市民意識の高揚-を達成しようという試みです。具体的には、洋菓子など各種商品の開発と地域企業への技術移転、商店街活性化のためのグッズやキャラクターなどの制作、幼稚園や保育所での読み聞かせなどの子育て支援、松戸絵本など市民意識高揚のための各種ツールの開発と普及-などからなる多岐・多様な取組です。

 取組を進めるに当たっては、地域貢献を必修科目としてカリキュラムの中に配置し、サービス・ラーニング型教育や問題解決型教育(PBL)を教育体系の中に取り入れていく計画です。この取組は、学内教育で完結することを主体としていた従来の大学教育の枠組みから、地域社会を組み入れた教育へと、教育の質を大きく変えていく挑戦的な試みであり、単に地域貢献することだけを目的とするものではなく、次代を担う人材の育成を図ることを目標とするものです。

Editor: 田中 直子
Updated Date: 2013-09-20 14:41:00